IDEハードディスクを使ったSCSIハードディスクの製作

1999.03.17

DOS/Vパーツ屋で購入したIDEハードディスクを使ってSCSIハードディスクを製作しました。
IDEディスクは値段が安いのが魅力です。今回使ったディスクも8GBで2万円ほどでした。
値段の安いIDEのディスクをSCSIディスクとして使えたらなぁ〜という安直な発想です。

2. 購入したパーツ類
実験をするには当然素材となるパーツ類が必要です。今回買い集めたのは次のパーツ達です。

Apple純正320MBハードディスク(SCSI):右と
今回、変換基板を剥ぎ取られるかわいそうな
Apple純正1GBハードディスク(SCSI):左
それから実験に使う8GBディスク(IDE):下敷

この2.5インチのディスクはどちらもApple純正です。SCSIとして売られているのですが、1GBの方は使用されているハードディスクが実はIDEタイプなのです。
変換基板がドライブ下側に装着されていて、IDEインターフェースには特別製のコネクタで変換基板が接続されています。
そのためSCSIディスクのように見えますが、このドライブと変換基板は分離させることが可能なのです。
写真はSCSIインターフェース側です。双方SCSIなので同じ形状のコネクタ(50pin)ですね。

下敷きにされているのが今回実験用に買った8GBディスク(IBM DTTA-350840)です。公称8.4GBですね。


320MBの方は比較の為に並べただけで、特別に購入したわけではありません。念のため。


2種類の変換アダプタとIDEケーブル

上段のものが2.5インチハードディスク(IDE)を3.5インチディスクみたいにデスクトップマシンに内蔵するためのアダプタです。

中段のものは2.5インチハードディスク(SCSI)を3.5インチディスクみたいにデスクトップマシンに内蔵するためのアダプタです。

SCSIの方はSCSIのIDを設定できるようになっていますし、ドライブベイに装着するための金具が同梱されていました。

下段はごく普通のIDEケーブルです。

いづれもSofmapで購入しました。
実はIDEケーブルはコネクタが2つついているタイプのものでも良かったのですが、なんだか3つついてるものを買ってしまいました。
ちょっとヴァカかもしれません。
でも、完成したら必要な長さに切ってしまうので関係ないのだ。(<--負け惜しみモード)



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