PaddieのCGIの部屋        Since 2000.04.28

ここではPaddieが作ったCGIスクリプトの紹介やCGI (Webサーバーの設定やPerl) について、わかる範囲で(笑)解説します。
〜Last Modified : 16 May.2000〜


 
Perlってどう書くの?(1)
CGIでよく使われるスクリプト言語「Perl」について簡単に解説します。

ここは入門書が目的ですから、難しい内容は書きません。難しい内容を期待される方は他の解説サイトを探されるか、書籍等を参照ください。

手っ取り早く理解するには実例を見ていただくのが一番だと思いますので、まず、Perlで書かれたスクリプトファイルの大まかな構成を紹介しましょう。

---------- 例 1 ここから ----------
#!/usr/bin/perl
print "こんにちは(^^)\n";
exit;
---------- 例 1 ここまで ----------

この簡単なものについて解説します。

一行目:#!/usr/bin/perl
    これはサーバー上でのPerlのパスを「#!説明」に続けて記述します。
    これを書いておかないと動きません。なぜなら、Perlスクリプトはそのファイル
    自体が実行可能ファイルではなく
、「Perlというプログラムに渡されて初めて
    実行される
からです。
    これを宣言しておけばシステムが「このファイルは/usr/bin/perlで使う物
    だというのが判るのです。
    ただし、Perl for Win32では一行目の「#!説明」が無効になっていたりします。
     (でもCGIで使おうとしたら必要になったりするのでやっかいです。)
    Perlのパス(場所)はサーバー上で「which perl」とするか、プロバイダにお問い合わせください。
二行目:print "こんにちは(^^)\n";説明
    これは"こんにちは(^^)\n"という文字列標準出力に書き込め、
    という命令です。最後の「\n」というのは改行文字です。
    標準出力というと判りにくいかもしれませんが、通常、print説明では画面に表示
    されるもの、と思ってください。
    ※CGIだとそれが出力になりますから、HTTPヘッダが必要になります。
三行目:exit;説明
    これで、スクリプトが正常終了します。

たいていのものはこれと同じ形をしています。この例との違いは二行目の命令文がたくさんあり、 もっと色々な処理をしているということだけです。

一行目を例外として、各行(というより、各命令)は「;」セミコロンで終わり、「#」以降行末まではコメントとして扱われます。

そして通常、コメントと一行目以外では、改行引用符外の空白文字は無視されます。

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