PowerMac6100用16MBオンボードメモリの製作

1999.04.12

PowerMac6100用16MBオンボードメモリを製作してみます。
6100にはオンボードメモリ(8MB)とSIMMスロットが2基あり、Appleの保証する最大メモリ容量は72MBということになっています。
しかし、このマシンのSIMMスロットには128MBのSIMMを2枚させば合計264MBで問題なく動作できる事がわかっています。
そして、詳細に調査(うそ?)したところ、オンボードメモリに使用されているアドレス空間は16MBである事が判明しました。
では一丁、作ってみよう、というものです(^-^;;;

6. メモリチップの回収とか
メモリチップの回収をします。これは案外簡単でした。

これが回収されたメモリチップです。
左にあるのがメモリチップをはがされたPB用メモリです。

回収するのには、ごくふつうの「こんろ」を使いました(^^)

下から軽くあぶってから、机にゴンってやっただけで、きれいにポロポロとはがれてくれました。
ただ、熱でメモリチップが死んでしまっていないことを祈るばかりです(^_^;;;;

もともとこの方法は、PHENiXのToyokiさんが お薦めの方法として紹介されていたものです(^^)

さて、次はロジックボードと接続するのに必要な線を作ります。
電源関係(2本)は0.8mm、その他の信号線(98本)は0.4mm錫メッキ線を使います。

実際にはロジックボードから立ち上がって、基板の上面にあるプリントパターンまで届けばいいわけですから10mmもいらない位なのですが、後の作業のしやすさを考えて、かなり長い目にしておきました。

これがその線なのですが、これすべてをハンダ付けして接続しないといけないのです(^_^;)

接続する線の数は全部で100本だというのはわかっていましたが、こうやって実際に100本の線を目の前に並べて見てみると
、、、むむぅ、、すごい数だ〜〜(泣)

実は今回はたったのこれだけなんです(^^ゞ
あまりの線の多さに、ややビビリ状態ですが、まぁなんとか続けていこうと思っています。



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