PowerMac6100用16MBオンボードメモリの製作 | ||||||
1999.05.26 〜シリーズ未完結編〜 +1999.06.02追記 PowerMac6100用16MBオンボードメモリを製作してみます。 6100にはオンボードメモリ(8MB)とSIMMスロットが2基あり、Appleの保証する最大メモリ容量は72MBということになっています。 しかし、このマシンのSIMMスロットには128MBのSIMMを2枚させば合計264MBで問題なく動作できる事がわかっています。 そして、詳細に調査(うそ?)したところ、オンボードメモリに使用されているアドレス空間は16MBである事が判明しました。 では一丁、作ってみよう、というものです(^-^;;; | ||||||
8. メモリチップの取り付けと起動テスト | ||||||
とうとうメモリチップの取り付けをします。この工程で、改造完了!!となります(^^)
そして起動させてみます(^o^) いちばんドキドキする瞬間ですね('_') 結果は、、、 がぁぁ〜〜ん!!起動しません! 起動音は鳴っているみたいなんですがノイズだらけで6100の世代特有の起動音「ちゃ〜ん」ではなく、「べ〜ん」ってすごく濁った音が聞こえます。 そこで、ふと思いました。 そうだ、メモリチップを回収するのにコンロで熱したから、チップが熱でやられてしまったのだ!! 早速自宅を捜索します。で、、出てきましたよ、同じメモリチップを16枚も積んだのが!! すぐに作業に掛かりたいのですが、なかなか時間がとれません(T-T ようやく時間がとれたので貼り替えをしました。 その結果、、、 「べ〜ん」、またもや起動しません!!起動音も同じです。 結局失敗だったと気づくのに、しばらく時間がかかるのでした。 「6100のオンボードメモリは、割り当てられるアドレス空間は16MBであるが、標準の8MBを拡張することは出来ない。」 かなり長い期間掛けておこなってきた実験だけに、「ショックではない」といえば嘘になります。 ちょっと落ち込みそうです(;_;) しかし、懲りないPaddieはまだやります!! そう、アドレスデコーダーですよ。かなり前に部品だけは揃えてあるのです。 とりあえず、世界最大のメモリを搭載した6100、実現したいですね。 それについての報告です。 まず、今回作った基板を眺めて見ると、メモリチップが8枚、、、しかないんですねぇ、これが!!
電源を入れると、聞き慣れた音「ちゃ〜〜ん!」。なんと、無事起動してくれるぢゃないですか! ちょっと感動しつつ、起動ディスクを普段使っている外付けに変更し、刺したSIMMが4M×2なので、外付けディスクのOS8.51でもなんとか動くことが出来るように仮想メモリを大きくとって再起動してみました。
やっぱり6100のオンボードメモリは拡張できないというのを実感してしまいました(T_T) つまり、8MBまでしか搭載出来ないというのが確認出来ました。 このままの配線ではA10がつながっていますので、問題が発生しないとも限りません。 ですから、A10の配線はGNDに落とすことにしました。 結局今回の実験ではオンボードメモリチップが16MB分あるにもかかわらず、 その半分の8MBしか使わないという無駄なモノになりました。 しかし、もともと16枚あったオンボードメモリチップが枚数的には半分の8枚になりましたので、 消費電力の面では若干有利です。<バリバリ負け惜しみモード(^_^;;; < たぶん、完 > | ||||||
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